29Apr
前記事ではHSPの特徴と感想を書かせていただきました。
今回は番組内で紹介されていたHSPの特徴とその対処法です。
講師武田友紀さんの授業の続きです。
*武田友紀さんの著書はコチラです*
HSPの主な特徴と対処法
1. 大勢が苦手
大人数の場では人の表情や言動など一度に多くの刺激を受けてしまいます。
全てに気を配ろうと悩むものの何もできず「何で私ってこうなんだろう」と必要以上に落ち込んでしまう傾向に。
そんな時は・・・
聞き役になる
と良いそうです。
HSPの人は人の気持ちを考えるのが得意ですよね。
その人の表情や言動から相手の気持ちを察することができる。
その特性を生かして聞き役に回り、相手が求める返しや共感をしていると気持ちが楽になるそうです。
2. 断るのが怖い
HSP気質の人は自己主張が苦手傾向にありますね。
誰かの役にたてるなら自分が我慢しようと考えがちです。
さらに、断って相手から嫌われたらどうしようと・・・と他人からの思われ方まで気になってしまい結局断れずに無理してしまうこともりがちですね。
そんな時は・・・
自分のできる範囲を伝える
相手の要望を聞きつつ自分が出来る範囲を伝えることを心がけると気が楽になるそうです。
3. 人の気分に左右されてしまう
相手が言葉を発せずとも表情や声のトーンなどからも相手の気持ちを察知します。
たとえ相手のイライラの矛先が自分自身に向けてられなくてもその怒りや悲しみを無意識に感じて疲れてしまうのです。
そんな人の機嫌に左右されてしまう時は・・・
相手との間に境界線をひく
相手との間に何でも良いのでモノを置くと良いそうです。
何でもイイモノとはボールペンレベルのモノでOKだとか。ティッシュやコップ何でもOK!
モノを置いたことによって相手との境界線ができて相手の感情を受け取りすぎないそうです。
「ココが境界線!」だと自分が意識することが大切だそうです。
4. 配慮が足りない人にイライラする
相手の表情や言葉のニュアンスを敏感に感じ取るHSPにとってデリカシーがない周囲の人の言動は不快でしかありません。
そんな時は・・・
相手に期待しない。
配慮する力にも個人差があるので仕方ないと思うと大分楽になる。
5. 周りに合わせてしまう
友達と遊びの予定を決めている時など、本当は気が進まなくても本音を言えず周りに合わせてしまう。
「過剰同調性」と言い、自分の意思が表せず意思が無いと感じ強く自分を責めてしまう。
そんな時は・・・
自分が感じていたことを後で書き出す
HSPは周りの空気に飲まれてしまうとその場では自分の本心が分からなくなることがあります。
そこで一人になった時、ノートに書いて自分の本音を見つめ直す。
6. なじむのに時間がかかる
初めての環境では自分がどう思われているかがとても気になってしまうのでうまく話せなくなる。
そんな時は・・・
相手に質問をしてもらう
相手から質問してもらって話題を提供してもらうことによって会話がしやすくなります。
無理をせず少しづつ順応していくのが大切。
7. 考えすぎて動けない
翌日の資料を作ろうと思っても『まずは方向性を決めないと』『売り上げも必要かな・・・』など悩みすぎて物事を進めるのにとても時間がかかります。
そんな時は・・・
とりあえず
とりあえず今出来ることや負担が少ないものから始めるとベストじゃなくても物事が進むと実感でき、そうすることで気持ちも楽になる。
8. 音に敏感
聴覚が敏感なHSPの人は周囲の会話や物音なと一度気になってしまうと集中できなくなり気になって落ち着かない。
そんな時は・・・
イヤホンを使う
特にノイズキャンセリング機能付きがおすすめ。
心地よい音楽や好きな曲を聴いていれば気を紛らわすことができる。
9. 視界に入るモノ全てが気になる
パソコン業務をしていても視覚が敏感なHSPの人はパソコン以外の視界に入る他のモノを無意識に目で追ってしまい集中力が途切れてしまうことも。
そんな時は・・・
縁が太い伊違メガネ
視界に眼鏡の縁が入ることで「ここだけ見ていればいい」と見る範囲を自分で決めやすくなる。
そうすることでフレームの外で物事が動いても目の前の事に集中出来やすくなる。
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HSPの4つの特微
番組で紹介されたHSPの特微を9個書きましたが、以下の4つの特徴に一つでも当てはまらないとHSPではないと言われています。
番組で書かれた4項目は以下の通りです。
1.深く考える
2.過剰に刺激を受けやすい
3.共感力が強く感情の反応が強い
4.ささいな刺激を察知する
いかがですか?あてはまりましたか?
もしも1.2.4はあてはまるけれど3には該当しない場合など1~4の大きな項目に一つでも該当しない場合はHSPではないと言われています。
これはあくまでもセルフチェックなので、もっとしっかり判断したい場合はHSPを判断してくれる心療内科などのお医者さんやカウンセラーの方にカウンセリングして頂いてくださいね。
ただ、HSPは病気ではなく気質なのでお薬は出ないですし、治す方法も無いかなとと思います。
治すと考えるよりもより特性を知り、これを生かして武器にできたら毎日が楽しくなるかなぁと思います。
(イラスト出典:Wallcoo.com)
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