18May
先日の【世界一受けたい授業】で絵本作家のヨシタケシンスケさんの作品が沢山紹介されていました。
どれもこれも「クスッ」と笑えてしまうとても可愛いお話ばかりですね!
絵本は絵も可愛くて引き込まれてしまします。
ヨシタケさんは読み手にも楽しんで欲しいと思いながら書いているそうです。
だから大人でも楽しめるんですね!
そして心に響くお話ばかりでファンになってしまいました。
そんな素敵なお話の世界へ連れていってくださる
ヨシタケシンスケさんの世界を少しご紹介しますね!
りんごかもしれない
この絵本はヨシタケさんが40歳になって初めて描いた絵本です。
しかもデビュー作で大ヒット!2013年発売でその年の絵本賞総なめです。
~絵本内容~
ある日男の子が帰ってくるとテーブルの上にりんごが。
そのりんごを見て男の子は
「もしかしたらこれは りんごじゃないかもしれない。
ひょっとして、赤い魚が丸まっているだけかもしれない。
りんごの中は、メカでギッシリなのかもしれない。」
そんなもしかしたらを考えながらも、お腹がすいた男の子は
最後にそのりんごを食べてこう言います。
「うん おいしいかもしれない」
ずっとりんごに疑問を持ち続けた男の子は最後には自分の味覚すらも疑ってしまう現実をユニークに表現しています。
わたしのわごむはわたさない
~絵本内容~
ある時、ゴミ箱の横に輪ゴムが落ちているのを見つけた女の子は
「ねぇ!この輪ゴム私にちょうだい!」
「あぁ、どうぞ」
「やった!輪ゴムをもらった!」
「私はずっと欲しかったの私だけのものが」
と、女の子は大喜び!
「お兄ちゃんのお下がりでもない
みんなで使うものでもない
ちょっとだけ貸してもらうものでもない、私だけのものが」
特に兄弟がいたりするとお下がりのモノが多く自分だけのものがなかなかありません。
そんな子供心を輪ゴムと言う普通なら欲しがらないもので可愛らしく表現しています。
「今日は一緒にお風呂に入るわ」
「もちろん夜は一緒に寝るわ」
「世界中の悪い人をこの輪ゴムで捕まえてもいいわ」
「いざとなったらこの輪ゴムで地球を救うわ」
「空からつまみ食いだってできちゃうわ」
女の子を輪ゴムで様々な妄想を膨らませていきます。
「それからそれからこの輪ゴムと・・・」
プツン
「ん?
大切な輪ゴムが切れてしまいます。
すると・・・立ち上がり棚の方へ
「お母さんお母さんこのクリップ私にちょうだい!」
また新しい宝物をみつけて自分のモノにした女の子。
どんどん目移りしてしまう子供の感情がとても楽しく描かれています。
もうぬげない
(第9回 MOE絵本屋さん大賞受賞作品)
~絵本内~
服が引っかかって脱げなくなって
もうどのくらいたったのかしら・・・
「うん、だいじょうぶ!ボクはずっとこのままでいよう」
脱げない服を受け入れる 可愛い子供の様子を描いた作品です
もうあるあるですよね 笑
おしっこちょっぴりもれたろう
このお話の結末がとっても可愛いです!
まとめ
ヨシタケシンスケの世界は本当にピュアで可愛い世界ですね!
紹介したのはほんの少しだけ、他にも沢山の作品があります。
>**ヨシタケシンスケの世界**
大人でも十分楽しめて一度立ち止まることができる絵本が沢山あります。
ぜひ!のぞいてみてくださいね!
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